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 About Us 

​組織について

​代表 鈴木佑輔

社会福祉法人 世田谷ボランティア協会 職員

日々、地域の困りごとに対して相談に応じ、人が関わる形での解決に取り組んでいる。

2011年 アメリカ ラスベガス・ロスアンゼルスを訪問し、 Mediationの取り組みを学ぶ。
2016年 イギリスにてMediationのトレーニングを受ける。
2017年 6月「近隣トラブル相談センター」の立ち上げ準備。試行を開始。

​メッセージ

 

ボランティアセンターで地域の困りごとの相談を相談を受けていると「となりの人から嫌がらせを受けて困っている。」「となりのペットの鳴き声に困っている。」「となりの人とトラブルになり引っ越してほしいと言われてしまった。」などの困りごとがありました。

 

これまで、近隣の人とトラブルになると解決策はなかなか解決の糸口を見つけることは難しく、多くの人が「我慢をする」「引っ越しをする」を仕方なく選ぶしかありませんでした。警察は民事不介入という原則があり、役所も話をきくことしかできないという実態でした。

ただ、近隣とのトラブルは実際に多くあり、暴力沙汰になったり、殺人事件にまで及ぶ例も少なくありませんでした。

 

実際に暴力沙汰になってしまったのを目の当たりにし、これは大きな地域の課題だと感じ、どのようにしたら、解決できるのだろうか。と考えたり、調べたりしていました。

そうすると、アメリカやイギリスなどでは、NPOや裁判所の一部機関が”Mediation(メディエーション)”と呼ばれる手法を使って解決を図っていることを知りました。

 

見学に行ってみると、”Mediator(メディエーター)”と呼ばれる専門家が、トラブルの当事者の間に入り、話し合いを組み立てていました。例えば、「犬の鳴き声がうるさい」というとなりの家からの声が発端になったトラブルは、話し合いをしていくとお互い顔が穏やかになり「犬に訓練を受けさせること。夕方の時間はなるべく庭にださないこと。困ったら犬のしつけの得意な(うるさいといった)隣人に相談すること。相談された場合はしつけに協力すること。」を約束事にし、握手して話し合いを終えました。

 

他にも様々な事例がありましたが、話し合いの結果8割以上の結果、これまでよりも良い結果で話し合いを終えていました。

 

よくよく話を聞き、この”Mediation”の大事なところを知っていくと、それぞれの状況・主張、感情・気持ちを丁寧に共有していくこと、そして、問題を双方の課題として考え一緒に解決策を考えていくことにありました。そのプロセスの中に”Mediator”という中立の、第三者である話し合いの組み立ての専門家がいることが、その解決に大きな役割を果たすことがわかりました。

 

これまでの相談活動の経験から、日本でもこの方法が活かせるのではないかと感じ、紛争解決支援センター東京を立ち上げることにしました。

近隣とのトラブル、夫婦間、親子間など家庭内のトラブル、入居者、施設管理者など施設内のトラブル、同僚や上司など職場内のトラブル、友人、恋人など知人同士のトラブル、人と人とのトラブルがあれば、ぜひ相談をお寄せください。

 

どうせ引っ越してしまうなら、どうせやめてしまうなら、どうせ別れてしなうなら、一度相手に自分の事情と気持ちを伝えてみませんか?そのことが関係を改善させるきっかけになります。そのことのお手伝いをいたします。お気軽にお問い合わせください。守秘義務は大事な約束です。秘密は遵守いたしますのでご安心ください。

 

近隣トラブル相談センター

 鈴木佑輔

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